勝手にさよなら

浮遊の記録

日記 vol.4

1月21日

周期的に長い文章が書きたくなる時期と、言葉よりも感覚を先行して過ごしたい時期があるようで、また長い間このブログをほったらかしにしていた。年末年始はライブや主催イベントの準備、制作活動やらなんやらであまり精神的に落ち着けるタイミングがなく、実家で休んでいても、友達と遊んでいても、頭のどこかではバンドのことを考えているような日々だった。今日は久々に一日ひとりでゆっくり過ごせる日で、早めにマストのタスクを終わらせて、好きな音楽を改めて聴いてみたり、時間を気にせず読書をしてみたり、ラジオを聴きながら街を歩いてみたりしてエネルギーを回復させた。最寄りの図書館で毎月ブルータスとミュージックマガジンをチェックしているのだが、そういうちょっとした時間やインプットが、結果的には何かのアイデアの種になっていたり、新しい着想を得たり、好奇心を取り戻すきっかけになっていたりする。こういう時俺は、限界まで生産性を高めて活躍するビジネスマンの方々に恐れ慄く。彼らとは違い、自分は何よりも“暇な時間”というのに価値を感じるタイプのようで、そんな自己理解が進むにつれ、何か自分自身にがっかりさせられるような、そんな微妙な気持ちになったりする。INFPは資本主義社会との相性が悪いらしい。当たっていると思う。だがしかし生活は続く。とりあえず本日はとても充実した一日だったのでここに記録しておく。